18:名無しNIPPER[saga]
2018/02/06(火) 01:49:43.82 ID:kLIsZwOI0
暗闇からも勧誘の声がする。群れの中からもなぶるような視線をまじまじと受けていた。
思案する。ここで大人数になるのも心強い。群れに入ってじっくり誘拐犯の家を探すのも悪くないのかもしれない。もしかしたらALISONの家を知っている猫もいるかもしれない。
しかしいかんせんBNKRGは先程頭をよぎった『猫の体で定着』という言葉が頭を離れなかった。
「い、いやよ、私他の群れだし」
咄嗟に嘘が口から出た。嘘を吐くのには慣れている。しかし、言った瞬間後悔した。
雰囲気が変わった。暗闇の猫たちが一斉に疑念、敵意を向けてるのが分かる。
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