二宮飛鳥「ならばこの想いは、恋ではなく」
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7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/03(土) 00:44:33.20 ID:IrvFneC9O
飛鳥「もうひとつ、聞いてもいいかな」

心「今日の飛鳥ちゃんは知りたがりだな♪」

飛鳥「いつだってそうだよ、ボクは。すべてを理解れやしないと感じながらも、知らずにはいられない」

心「なるへそ♪ それで、質問の中身は?」

飛鳥「……アナタは、Pのことが好き?」

心「………」

心「うん、大好き♪」

飛鳥「……恋、してる?」

心「うん。恋してる」

飛鳥「あっさり答えるんだね」

心「恥ずかしいことでもないしね〜」

飛鳥「恥ずかしくはなくても、アイドルに恋愛はご法度だよ」

心「オフレコオフレコ♪」

飛鳥「なるほど………ところで」

心「なに?」

飛鳥「顔、赤くなってないかい」

心「………」

飛鳥「もしかして、照れている?」

心「ちぇー☆ お風呂なら湯気やらなんやらでごまかせると思ったんだけどなっ!」ザバァン

飛鳥(照れを隠すためか、勢いよく立ち上がる心さん)

飛鳥(一糸纏わぬその四肢は、成熟した果実を彷彿とさせる魅力を持っていた。つまり、オトナの身体だった)

飛鳥「モデルでもやっていけそうだね、心さんは。長身でスタイルもいいから」

心「お世辞言ってもスウィーティーなお菓子は出ないぞ?」

飛鳥「本心だよ。女のボクから見ても、魅力的だ」

心「やーん、照れるぅ♪」

心「けど、はぁとはやっぱりアイドルかなぁ」

飛鳥(そう。モデルでもやっていけるだろうけど、それでもこの人はアイドルを選んだ。きっと、自分自身がそうしたいから)

心「飛鳥ちゃん風に言うなら、魂の赴くままに!ってやつだね☆」

飛鳥「それは蘭子」

心「バレたか☆」ニコニコ

飛鳥(人は、オトナに成長するにつれて理性を手にしていく。やがてその理性は、本能を押さえつける)

飛鳥(でも。そんなオトナだからこそ、燃えたぎる情熱にどうしようもなく突き動かされることだってあるのだろう。心さんを見て、そう思った)



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