【モバマス】琥珀色のモラトリアム
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28:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/03(土) 00:36:05.66 ID:vBuyWfgt0
「……何故謝る。謝らなければならないのはボクの方なのに……」

「いや、俺にも……謝らなきゃいけない理由がある」

彼はそっと、躊躇うかのように臆病に、ボクの頭をその手で触れた。
伝わる熱からは彼の心中を推し量ることは出来なかった。

「一つ、聞いてもいいか」

「……質問に質問で返すのかい」

「揚げ足を取られると困ってしまうんだが…………なぁ、飛鳥。お前の目に、俺はどう写っている?」

質問の意図を理解りかねて目線を上げると、そこには先程よりも真剣な、しかし今まで見たこともないような、陰のかかった瞳があった。


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