まさら「死への躊躇いが無いのね」ほむら「――は」
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1:名無しNIPPER[sage]
2018/02/02(金) 17:43:11.85 ID:MZYrKcMt0
突拍子もなく投げ掛けてくるこの女――加賀見まさら、と言うらしい――に不意を突かれた。
何を言うかと思えば――当然。
ほむら「えぇ。全て諦めてるもの」
――まどか以外の総てを、ね。
こうして無間迷宮に身を投げたのも、その為。
私に残された、立った一つの道標。
私はまどかを救う。
まどかを救うは私。
私の体――最早亡骸の様な物だけれど――は、その為のみにあるのだから。
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2:名無しNIPPER
2018/02/02(金) 17:50:09.01 ID:MZYrKcMto
まさら「いいえ」
ほむら「……」
珍しく眉が動いた。
3:名無しNIPPER
2018/02/02(金) 17:57:27.80 ID:MZYrKcMto
まさら「――貴女には動かすモノがある」
ほむら「――」
こいつ。
4:名無しNIPPER
2018/02/02(金) 17:59:29.97 ID:MZYrKcMto
まさら「――でもどうして」
まさら「どうしてそこまで熱くなれるの」
5:名無しNIPPER
2018/02/02(金) 18:07:35.00 ID:MZYrKcMto
ほむら「もういいでしょう。さっさとお開きにしましょう」
まさら「そうね。拒絶され切った以上、私もこれ以上ここに居る意味は無い」
――スッ……。
6:名無しNIPPER
2018/02/02(金) 18:08:05.41 ID:MZYrKcMto
そして残るは、静寂の夜。
ほむら「――――」
――否。
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