バットマン「グランド……オーダー?」 マシュ「その2です」
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577: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2018/03/25(日) 21:19:25.13 ID:IA8vUwsQ0


アンデルセン「まっっっっっったくなんて事だ! この狂人に適当に付き合ってやっているつもりが、まさか本物のアリスに出会ってしまうとは……」

マッドハッター「はやくお茶の準備をするんだ、アンデルセン! アリス、ああアリス。キミと会いたかったよ、ずっと夢見てた!」

???3「……おじさま。これがあなたの夢だったのね。でもごめんなさい、私はありすだけどありすではないの」

マッドハッター「なんと……だが良い、アリス。僕はそんな事を気にしない。キミが誰かの為の物語であるならば……こうして共に紅茶を飲む事に、意味はあるのだ」

アンデルセン「……『誰かの為の物語』(ナーサリー・ライム)か。何故狂人はいつも詩的なんだ、世の中の皮肉を感じざるをえん」

???3「ナーサリー・ライム……すてき。私も、そうなれるかしら」

アンデルセン「……全く、さっきまで正体不明だった少女に名前まで付けたか。マッドハッター、お前さては相当頭が切れるんじゃないのか」

マッドハッター「はやく! 紅茶を用意してくれ、アンデルセン!」

アンデルセン「……そんなワケがなかったな」コポポポポ……

マッドハッター「さあ、聞かせてくれ。キミが知るアリスの全てを!」





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