バットマン「グランド……オーダー?」 マシュ「その2です」
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508: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2018/03/17(土) 01:52:02.63 ID:z9IWeJy60

 踏み込みが床を砕く。私は身体を捻り、豪速で迫る拳を躱す。

「動きが甘いぞ」

 敵は直前の重い動作からは想像もできないような軽やかなステップで軸をずらし、反撃を封じるチョップを繰り出す。私は盾でそれを防ぎ、何とかスピードを見極める。

(必然的対応をさせる)

 その動きから学ぶべき事は多い。既に彼はマントを翻し、こちらの視界を潰している。

 五感を駆使。私は盾を構えつつ、裏でカウンターの拳を構える。だがいつまで経っても攻撃が来ない。

 後方、質量が空気を裂く音。裏拳でバットラングを弾く……爆発。爆破ジェル塗布済み。爆風に体幹が揺らいだその瞬間、足払いが足元を刈った。

「きゃっ……」

 完全にバランスを崩したところへ、強烈な背負い投げが……


「……しゅ……マシュ」

「反撃を……反撃を……え? あれ?」





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