アンジャナフ 「古代樹の森で人間と出会ったんだが」
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78:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:54:19.95 ID:B1g4V9Vb0
ソードマスター 「ゴネるな。行くぞ」
料理長 「へいへい、旦那こそ足を引っ張んねえでくだせえよ」
ソードマスター 「…………猫が」
総司令 (…………森がざわついているのが分かる。いつもの古代樹の森ではない。これは、想像しているよりまずい状況なのかもしれんぞ……)


79:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:54:56.25 ID:B1g4V9Vb0


=古代樹の森・夜=

アンジャナフ 「ハァ……! ハァ……!」
以下略 AAS



80:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:56:35.17 ID:B1g4V9Vb0
アンジャナフ 「何だ! 頭を叩くな!」
少年 「! ……!」
アンジャナフ 「ン……! あれは……」
クルルヤック 「おぉぉ〜い! おぉぉーいィ! どこに行くだァー!」
アンジャナフ 「クルルヤック! あいつ小せェから見逃してた!」
以下略 AAS



81:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:57:28.67 ID:B1g4V9Vb0
アンジャナフ 「わ、悪ィ……」
クルルヤック 「カガチんから話は聞いたよ。大変だったなァ」
アンジャナフ 「ここはまずい。どこか隠れられる場所はないか?」
クルルヤック 「でぇじょうぶだ。こっちに地下水路がある。来な!」
アンジャナフ 「すまねェ……!」


82:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:59:02.17 ID:B1g4V9Vb0


=古代樹の森・地下水路・夜=

クルルヤック 「ここは洞窟が入り組んでるからねェ、奥まで入っちまえば、見つからねえよ」
以下略 AAS



83:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/04(日) 23:59:41.94 ID:B1g4V9Vb0
クルルヤック 「オイラ達の言葉が分かるって本当?」
少年 (コクコク)
クルルヤック 「なーしてテトルーの住処になんて隠れてた?」
少年 「…………」
クルルヤック 「あそこのテトルー村は性悪猫が多いって話で……おっと、こっちだァ」
以下略 AAS



84:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:00:15.11 ID:gDlV2rG20
アンジャナフ 「そ、そうなのか……」
クルルヤック 「最悪出れねェってことになるかんね。ほれ、そこに骨がいっぱい転がってるだろォ」
少年 「……!」
クルルヤック 「迷って死んだモンスターなのかもねェ。クェ、クェ、クエ! オイラには関係ねェ話だけんどもな」
アンジャナフ (…………だが、頭の後ろがまだビリビリする。追手は、俺達を見失っていないぞ……)


85:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:00:46.18 ID:gDlV2rG20


=古代樹の森・地下水路入り口・夜=

リオレイア 「…………」
以下略 AAS



86:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:01:24.41 ID:gDlV2rG20
リオレイア (……坊やの気配はこの「下」に続いてる。足跡や臭いは消しながら移動してるみたいだけど、アタシから逃げることはできないわよ。でも……どうやら逃走を助ける「協力者」もいるみたいね。注意して進まないと……)
プケプケ 「ホントにこんな何もない所に逃げてるのォ? 私には何も見えないわよ?」
リオレイア 「だからアンタは半人前なのよ。アタシの追跡術を信用できない?」


87:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2018/02/05(月) 00:02:03.06 ID:gDlV2rG20
プケプケ 「信用してるから一緒に行動してるんじゃない?」
リオレイア 「言うねェ。ま、そういう正直さは嫌いじゃないわ」

ドガッ!

以下略 AAS



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