12:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:27:02.42 ID:aE11gqgi0
静「主に仕事とか仕事とか仕事から逃れたくて仕方なくなるんだ……」
八幡(うわあ……先生の顔に死相が。この人一見サボってるけど、見えないところではしっかり仕事してるっぽいしな)
13:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:27:34.38 ID:aE11gqgi0
静「明日のことなど私は知らないね。明日は明日の風が吹く。私は明日を犠牲にしてでも、今日のラーメンを楽しむと決めたのだよ」
八幡「そ、そーすか……。え、じゃあ何で俺まで?」
静「たまたま学校を出る間際に君を見かけたのでな。君のことだ。週末には家でゴロゴロしてばかりで特に予定もないのだろう?」
14:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:28:49.93 ID:aE11gqgi0
八幡「何かしたところで、それがよい結果に結びつく保証はないし、かえって悪い結果に結びつくことの方が多いでしょう」
八幡「やらなければならないことなら別ですけど、やらなくてもいいのなら何もしない選択の方が穏便で無難だと思いますけどね」
静「……はぁー。だから君の将来が心配なんだよ」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:29:23.64 ID:aE11gqgi0
静「そうか」
八幡「じゃ、これも俺を外に出す一環ってことで?」
静「そうだな。さすがに泊まるというわけにはいかないから、日帰り旅行とでも思ってくれ」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:31:08.14 ID:aE11gqgi0
八幡「ZZZ……」
静「比企谷、起きろ。着いたぞ」ユサユサ
八幡「……うーん、あ……先生?」
17:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:31:43.41 ID:aE11gqgi0
静「誰が年増だ」ボゴォッ
八幡「うぐるあッ」
静「ふん。私たち教師の側から見れば、高校生なんてまだまだヒヨッコの子供だという意味だよ」
18:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:32:25.01 ID:aE11gqgi0
――――
――
八幡「うわ、寒みぃ」
19:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:33:04.88 ID:aE11gqgi0
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八幡(飲み屋街の一角にたたずむラーメン屋)
20:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:33:52.11 ID:aE11gqgi0
「はい、コッテリ2つと餃子、ライスね。お待ちどう」
八幡「おぉ……」
21:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:34:23.35 ID:aE11gqgi0
八幡(まずはスープを一口)ズズズ
八幡「ん」
静「どうかね、比企谷」
22:名無しNIPPER[saga]
2018/01/30(火) 18:34:51.56 ID:aE11gqgi0
八幡(俺は昭和という時代を知らない。けれども、なんとなくイメージはできる)
八幡(ちょいコッテリのスープが絡み付いた縮れ細麺はほどよい歯ごたえで箸がとまらない)
八幡(小ぶりながら味が濃くて旨い叉焼、シャキシャキと小気味のいいネギとモヤシに、くにくにと噛めば噛むほど味が出るメンマ)
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