【モバマス】 塩見周子「なか卯には人生がある」
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19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/28(日) 03:27:13.69 ID:nBRbhFMNO


P「――俺は、お前は一次審査を突破しているものだと思い込んでいた」


周子「……」


P「あの会場でのパフォーマンス――俺の中では、あのクラスではお前が一番だと思ったし、それに今まで養成所を視察してきた中でも現状トップクラスだった」


P「だから、既に審査員の誰かに声をかけられたか、もしくは養成所全体の推薦者リストに選ばれたものだと思い込んでいた。そして当然一次審査も突破したものだと……」


P「だから、お前をうちへ引き込むチャンスはないと思った」


周子「……」


P「ところが後日確認したところ、審査員のスカウトにもかかっていない、推薦にも挙がっていない、一次審査すら突破していない――その事実を知った」


P「そういうわけで、大穴のお前をうちへ引き込むために交渉に移ったってわけだ」


P「語弊があるような言い方かもしれないが、これはビジネスだしな……」


周子「でも、誰からも評価されてないってことは、一般的にあたしにはアイドルとしての商品価値がなかったってことになるよ?」


周子「それなのに、なぜあたしを選んだのかな――自分で言ってて悲しくなるけど」


P「それはさっき言った通りだ」


P「それに、あの日言った通りだ――俺の目には、ステージで歌って踊るお前の姿が映った。映ってしまった」


P「それは、これ以上ないほど素晴らしいイメージだった」


P「だったら、厚かましい上から目線の言い方になるが……。世間の奴らがお前の魅力を分からないなら、俺がプロデュースして分からせてやろうと思ったんだ」


P「そして塩見周子という魅力を見落としていた奴らに、『ざまぁ見ろ』と一番高い所から言ってやりたい――そう思ったんだ」



P「……こういうの、なんかいいだろ?」






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