霞「みじめよね!」 提督「よし、どんとこい!」
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53: ◆zqJl2dhSHw[saga]
2018/02/13(火) 21:51:19.21 ID:NzJyx+JN0
4周目
清霜「……ただいまー。ボスマス4回目叩き終わったよ。B勝利だけど」
霞「お疲れ様。あんたも大淀も朝霜も中破、葛城以外はみんな赤疲労。疲労抜きの休憩をとるといいわ」
提督「いや、そのまま向かわせる。あと一回で任務完了だ」
霞「こんな最悪のコンディションで戦えるわけないでしょ! 何考えているのよ」
提督「お前こそどうした。3周目の時点ですでに疲労はたまっていた。もう一度行かせて完了させたほうがいい」
霞「さっきは内容を聞きもしないで意見具申を受け入れたのに! なんで今回はダメなのよ!?」
提督「あの時は戦略的な意見交換だったと記憶している。今のは何だ? お前の仲間に対する優しさだけだ。もっと言えば感情だけだ」
霞「それの何が悪いのよ」
提督「はっきり言おう。お前はかつての黒鉄時代を乗り越えられずに囚われたままだ。部下を慮る気持ちに間違いはなかったと訴えたいだけだ」
霞「それの何が悪いっていうのよ!!」
提督「悪い所など何もない。乗員が疲労困憊に追いやられていたのであればその時点で戦略的敗北だ。部下を休ませたことは直接の原因じゃあない」
霞「……私はどうやったら乗り越えられるの?」
提督「お前は俺の霞だ。俺を信じろ。仲間を信じろ。その上で自分を信じろ。それで十分だ」
霞「そう」
大淀「何も問題ありません。たとえ赤疲労であっても、この大淀は敵を沈めて見せましょう」
霞「ええ」
朝霜「こう見えてエースだから、まかせな」
霞「ええ」
清霜「これを乗り越えたら戦艦になれるから。清霜がんばるよ!」
霞「ええ?」
提督「もうひと踏ん張りだ。頼んだぞ」
「宜候!」
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