森久保乃々「さよなら、森久保」
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132:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 02:05:54.15 ID:GJMDUn0X0

 ライブの日が近づくにつれて、レッスンは過酷さを増していきました。ですが、
 
 キノコさんが机の下からわざわざ駆けつけてくれる日もあって、
 
 トレーナーさんは私が苦手なステップが出来るようになるまで、ずっと付き合ってくれて、
 
 プロデューサーさんはそんな私のことをずっと見ていてくれました。私はそれこそ冗談で、

「しんどいです……むーりぃー」

 と叫ぶときはありましたが、心の中では満面の笑顔で。そしてその私の冗談に、

「何言ってるんだ森久保、まだまだ出来るだろ」

 と言い返してくれるのが、たまらなく嬉しい。時間はあっという間に過ぎていきました。



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