森久保乃々「さよなら、森久保」
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130:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 02:03:58.65 ID:GJMDUn0X0

 その日から私は、
 プロデューサーさん、キノコさん、トレーナーさんの顔をよく見るようになりました。
 
 彼らはいつも笑顔でした。
 視線が苦手だといって、本当に向き合っていなかったのは私の方でした。

 七月にリベンジライブが決まり、私は以前と同じようにライブ前のスケジュールをこなしていきました。

 レッスン前にかくれんぼをし、プロデューサーさんにレッスン室に運ばれ、
 身体が動かなくなるまでレッスンをする日々を繰り返しました。

 デビューライブ前と同じような日々に思われるかもしれませんが、そこには確かに違いがありました。


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