7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 22:56:02.53 ID:j5Lyp5CV0
あたしはひたすら逃げ回りつつ、好機を探る
麻衣「くらえ!」
美緒「たぁ!」
杏子「……待ってたよ」
麻衣「な……!?」
あたしは麻衣と美緒の間に入った
麻衣の能力は恐らく射程の延長。麻衣のその延長した射線上に美緒がいるとなれば
麻衣「く……!!」
刀を振り下ろせない。もしそんな事をして下手すれば美緒に当たってしまう
杏子「悪いな」
あたしは麻衣の鳩尾に拳を叩き込んだ
麻衣「馬鹿……な……」
……おそらく5人の魔法少女の中で一番強いのがこいつだったのだろう。もっとも動きが良すぎてしっかりついてきている奴はリナしかいなかった
その弱点をしっかりつく。そして
美緒「よくも麻衣をぉおおお!」
リナ「美緒! 落ち着いて!」
怒りで逆上した美緒が仕掛けてくる。これも計算通り。怒りに身を任せてしまい、単純な攻撃しか仕掛けてこない。これをいなすのは実に容易い
杏子「ほらよ!」
美緒「きゃ……!」
美緒は倒れた。……これで二人目
次に狙うべきは、……双葉だ
双葉「……!!」
こいつは能力も武器もよく分からない。本来ならもう少し手の内を見たかったが、しょうがない。さて、鬼が出るか蛇が出るか
双葉「きゅう」
……何も出なかった。何だこいつは、それなりの実力者の可能性も考えていたが、ただミステリアスなだけ……か?
京「く……来るなぁ!!」
京は人形を繰り出す。おそらくはこれが京の能力なのだろう。だが真っ当に操作が出来ていない。
……まだリナはいるのだから二人でしっかり連携をすれば勝てるものを
あたしは槍の持ち手側を京にぶつける
杏子「はい、おしまい」
京「……嘘……こんなの……」
京は崩れ落ちた。さぁ、最後の一人だが……
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