少女「ねぇ、良かったら一緒にやらない?」花陽「はい、喜んで!!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:20:01.59 ID:is+yeKna0
小さい頃よく近所にある公園へ遊びに行っていた。
その公園には滑り台にブランコ、アスレティックと遊具がほかの公園と比べ少し多かった。
ある日、普段と同じ時間帯に公園へ向かい、足を踏み入れようとすると滑り台に少女がいるのが目に入った。
ここの公園は普段人がいないため、少し緊張が走ったが気にせずにブランコへと向かう。
その時、少女が私の方へ来て話しかけてきた。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:21:13.18 ID:is+yeKna0
すみません。
訂正 少女「色々?」
   少女「色々!!」



4:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:24:16.03 ID:is+yeKna0
少女はそう笑顔で答える。
それから毎日私はその少女と遊ぶようになった。
お互い名前どころか年齢すら知らない関係、
でも不思議と悪い気はしなかった。
そして一年が経つ頃、私は小学校へ入学した。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:25:10.17 ID:is+yeKna0
少女「私、引っ越すことになったんだ」

花陽「え?」




6:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:26:51.58 ID:is+yeKna0
時間が止まるとはこう言う事なんだろうと思い知る。
一年もの間、一緒にいたせいかいつも一緒にいるのが当たり前のように
感じていた。


7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:27:59.98 ID:is+yeKna0
少女「ごめんね」

花陽「ううん、今までありがとう」

少女「良かったらこれ、貰ってくれない?」


8:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:32:02.70 ID:is+yeKna0
少女が差し伸べた掌の中には折り鶴が一羽、優雅にその羽を広げていた。
その姿はとても美しく、到底折り鶴とは思えなかった。


9:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:35:21.63 ID:is+yeKna0
花陽「こんなに綺麗な折り鶴貰えないよ」

少女「君に貰ってほしいんだ」

少女「それにほら、お揃いだよ!!」


10:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:37:32.00 ID:is+yeKna0
そう言いながら少女は差し伸べた掌とは
別の手を前に出し広げる。
そこには、さっきとは色の違うもので折られた鶴がいた。


11:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 21:38:26.88 ID:is+yeKna0
少女「いつか大きくなった時、これを目印にまた会おうね」

花陽「うん!!」


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