35: ◆Dm8ArSIo3MOQ[sage saga]
2018/01/22(月) 01:02:26.02 ID:nPAELvaf0
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幸子「…ぐすっ」
幸子「……何ですか?お話とは」
P「いや、泣き止んでからでいいんだけど」
幸子「泣いてません!」
P「ダバダバ涙流してるのに」
幸子「これは汗です!熱い戦いでしたので汗をかいただけです!」
P「えー…」
幸子「それでどういったご用件でしょうか。と言うか貴方はどちら様なんですか?」
P「ああ、これは申し訳ない。こういうものです」スッ
幸子「…あ、なんだ同じ事務所の人なんですね」
P「ついさっき君が負けた対戦相手の担当プロデューサーです」
幸子「敵じゃないですか!」ガオーッ
P「部署は違うけど同じ事務所なのに」
幸子「…それで、ボクに何の用なんですか?」
P「ウチに来ない?」
幸子「軽い!」
P「…実はうちのアシスタントが不治の病に侵されていてね…輿水幸子を今週中にスカウト出来ないと全身の毛穴という毛穴から紫色の液体を噴射して絶命してしまうんだ」
幸子「今度は重い!」
P「というのは冗談だと良いんだけど」
幸子「事実!?」
P「輿水幸子さん。君には光るものがある。是非うちの部署に来て頂けませんか?」
幸子「この流れでいきなり真面目にスカウトしてくるとかどういうメンタルしてるんですか!」
幸子「この部署聞いてますよ。つい最近新設されたところですよね」
P「まだ所属アイドル10人もいないけどね」
幸子「…ついでに言えば貴方の名前も聞き覚えがありますよ」
P「ハハッ、有名人」
幸子「ハァ…要するにアレですか?イロモノ部署にイロモノアイドルとしてスカウトしに来たと?」
P「人を珍獣コレクターみたいに言わないでくれない?」
幸子「違うんですか?」
P「……………………違うよ」
幸子「説得力と言う言葉をご存知でしょうか」
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