【モバマス】凛「Pさんが私の寝顔を待ち受けにしてた」
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名無しNIPPER
2018/01/17(水) 23:58:35.74 ID:y4m90ScU0
おまけ
凛「・・・っていう事が有ってさ」
文香「・・・それはそれは」
凛「もしかしたら、文香のPさんも同じ事やってるかもね」
文香「どうでしょうか・・・私の寝顔など、そう何度も繰り返し見る価値があるでしょうか・・・」
文香(まさか・・・そんな事はありえない。けれど、聞くだけなら・・・)
文香「あの、Pさん。よろしければ携帯の待ち受けを見せてもらっても・・・」
P「・・・うん」
文香(そう言うと、Pさんは床に膝を着き、流れるように手を)
文香「ま、待ってください」
P「本当にすまない」ズサァ
文香(私の制止もむなしく、Pさんは土下座を完成させました)
文香「か、顔をあげてください。とにかく、待ち受けを・・・」
P「・・・分かった」スッ
文香「!」
文香(そこには、確かに私の寝顔が写っていました)
文香「う、うぅ・・・」
文香(自分の顔が茹でたこのように真っ赤になっていくのが自分で分かりました)
文香(Pさんが携帯を手に取る度に、私のこのような姿を思い出されていたかと思うと、恥ずかしさでどうにかなってしまいそうでした)
P「す、すまない!すぐにこの写真は消すから・・・」
文香「あっ」パッ
文香(Pさんが私の寝顔の画像を消去しようとした瞬間、私は無意識にその腕を掴んで止めていました)
P「文香・・・?」
文香「そ、その、嫌だった訳ではないのです。こんなだらしのない姿でさえ、私の事を、その、魅力的だと思ってくれている・・・という事、ですよね?」
P「あぁ。文香の寝顔が、本当に可愛くて、可愛くて」
文香「あぁ、うぅ・・・」
文香(真っ直ぐに見据えられ、はっきりと口に出され、私はまた恥ずかしさのあまり呻いてしまいました)
文香(けれど、何とか口を動かします)
文香「その、とても嬉しいのです。貴方にそんな風に思ってもらえて、私はとても幸せです。幸せ、なのですが・・・」
文香(同時に、羞恥心も千切れんばかりの躍動を見せているのです。私は、私は一体どうしたら)
文香(その時、小さな閃光と共に、ぱしゃりという音が聞こえました。何事かと俯いた顔を上げると、Pさんが携帯を構えていました)
P「あっ、顔を真っ赤にしている文香が可愛くてつい・・・」
文香「〜っ」
文香(もうこうなるとまとまな思考はできません。私を灰にしてどこかへやってしまいそうな羞恥心と、天にも昇るような幸福感に、ただただ体を熱くするばかりです)
文香(そしてPさんの携帯の充電が切れるまで、私の呻き声とシャッター音が、事務所に響き続けたのでした)
−終わり−
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