105:名無しNIPPER[saga]
2018/03/07(水) 22:56:53.64 ID:FeBmnYBy0
雪ノ下「…小町さん、そろそろ行きましょう。」
小町「え、もうですか?」
雪ノ下「ええ。いつまでもいると風邪をひくわよ。」
小町「で、でも小町、まだいろはさん達と…」
そこまで考えた時、はっと我に返って雪ノ下の方を見る。
やはり雪ノ下は、困ったような、悲しいような顔で立っていた。当然だろう、葉山隼人との接し方がわからないのだ。その顔を見て、何かを言おうとした小町もそれ以上言えず、困ったように俺の方を見てきた。
八幡「…小町、一色ならまた俺が会わせてやる。今日はもう帰るぞ。」
小町「う、うん…」
一色「先輩、言いましたね〜?約束ですからね!私もまだ小町ちゃんと話し足りないんですから!」
微妙な空気が流れてしまったのをいち早く察したのであろう、わざと一色がそう明るい声で切り出した。こういう風に空気が読めるあたり、やはり一色いろはは頭の良い、周りに気を使える女の子なのだと思う。
八幡「はいはいあざとい。じゃあな一色、葉山と仲良くしろよ、なんなら仲良くしすぎて俺に仕事を持ち込まなくなってくれ。」
一色「…ごめんなさい今のツンデレですかいろはがいなくなって寂しいって事ですかちょっと嬉しいですけどもう彼氏がいるのでごめんなさい無理です」
葉山「は、ははは…。」
八幡「いや告白してないから…」
ていうかこれ素のモードだよな、葉山の前でいいのかよ。
小町「お兄ちゃんが振られてる…しかも告白せずに…小町的にポイント低い…」
ほらみろいろはす。俺がコツコツ貯めてきた小町ポイントを失ったぞ、責任、とってくださいね??
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