13:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 00:52:05.17 ID:2X1um2xF0
ちひろ「いっつもよく分からない事ばっかり言いますけど、今日だけはプロデューサーさんの言葉に賛同しますよ」
ちひろ「大丈夫ですよ、ほたるちゃん。もし仮にこれから不幸が私たちの身にかかるとしても、所属アイドルの一人もいないお荷物事業部としているよりはずっと幸せですから」
ほたる「でも……」
P「時には大げさな看板を背負わされて、時には不名誉を着せられて」
P「君のこれまでを一片に語る事が出来る名前なんてそうそうないよな」
ほたる「…………」
P「だからどんな風に呼ばれようと好きにやるべきだと思うよ」
P「君を語る名前が何であろうと、君の行動一つ程には雄弁じゃない」
ちひろ「ほたるちゃんは、アイドルになりたくないですか?」
ほたる「……なりたい……です。不幸な私でも……色んな人を笑顔に出来るんだって……幸せに出来るんだって……そんなアイドルに……なりたいです……」
ほたる「本当に……こんな私でも……疫病神みたいな私でも……アイドルになっていいんですか……?」
P「君が君で居られる理由が、失くしちゃいけない唯一存在意義なんだ」
P「ここに讃えよ、愚かなジュブナイル。最後の最後に笑えたらそれでいいんだよ」
ちひろ「ちょっとズレている気がしないでもないですがそういう事です。今日からよろしくお願いしますね、ほたるちゃん」
P「物語は始まったばかりだ」
ほたる「は、はい……!」
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