【安価・コンマ】提督「……腹減ったな。なんか作るか」秘書艦「提督の手料理……?」
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206: ◆axPwtNeSoU[saga]
2018/01/27(土) 19:01:13.13 ID:4aXQ35kA0

お好み焼きの位置をずらして、空いたスペースで焼きそばを焼いて、お好み焼きの大きさに広げる。

8分たったら焼きそばの上にお好み焼きをスライドさせ、今度は空いたスペースに卵を割って、黄身を崩して焼き広げる。

浜風「スペースを流れ作業みたいに無駄なく使ってて、見てて楽しいです!」キラキラ

提督「浜風、よだれよだれ」

浦風「あぁもぉ、子供みたいじゃねぇ。ほら浜風、こっち向きんさいや」フキフキ

提督(……尊い)

卵の上にお好み焼きを乗せて、すぐに返したら出来上がり。

ソースは当然おたふくソース。

浦風「うちはマヨネーズ抜きで、鰹節たっぷり」

浜風「あ、私はマヨネーズもお願いします」

提督「了解。まずは二人で半分こして先に食っててくれ。俺はもう一品作ってくるわ」

浦風「じゃあ、その間に、うちが提督さんのぶん、焼いといちゃろうかねぇ♪」

浜風「いえ、それは私が」

浦風「ほぉ……うちと張り合おうっちゅうん? 怒らんけぇ言うてみ? ん? んー?」ヒソヒソ

浜風「どうしてもと主張するなら、代わりに浜風は、提督に『あーん』する権利を要求します」ヒソヒソ

浦風「おどりゃぁ……。……なら、交代で、っちゅうんはどうじゃ?」ヒソヒソ

浜風「……」

浦風「……」

浜風・浦風「♪」ガシッ

提督(……何であいつら握手してんだろ?)



「ぶちうまぁ!」とか「キャベツが甘いです!」とか騒いでる二人の声を背中で聞きながら、蓋付き鍋に牡蠣と少量の酒を入れて、強火で2分、弱火で5分。最後に強火で余分な水分を飛ばしたら、フードプロセッサーでペースト状に潰す。

鍋にだし汁と白味噌で具無しの味噌汁を作り、そこに牡蠣ペーストを溶かせば完成である。

「ほれ、出来たぞ、牡蠣のすり流し汁だ。ほんとは、すり鉢で潰した方が粒が不揃いになって味の面白さが出るんだがな」

浦風「(…ズズ)うまっ!」

浜風「(…ズズ)お椀の中が、まるごと牡蠣です!」

提督「そうだろそうだろ」

浦風「……んじゃ提督さん、うちが丹精こめたお好みも、食べてみてや。ほれ、早よぉ」ニコ

浜風「その次は私です」キリッ

提督「……お、おう(食いきれるかな……)」



※なお、提督と浦風が満腹になった後も、浜風は「あの…あの、次のお好み焼きはまだですか?」と食べ続け、二人を戦慄させた模様


つづく


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