曜「でも君はもう戻ってこないのだと」
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7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/15(月) 04:28:50.85 ID:5AV+TJQw0
海に着いた私達はそこで昔のことを思い出していた。
小さい頃、よくここで遊んで怪我もたくさんした
あの日がまるで身近にあるような感覚で、でも戻れないのだと自覚する。

千歌「曜ちゃん」

曜「何? 千歌ちゃん」

千歌「スクールアイドルを一緒にやってくれてありがとう」

千歌「私、皆と踊ったりできて楽しかったよ」

そう笑顔で語る千歌ちゃんはまるで、今日が最後で
そのお別れを言っているみたいだった。

曜「最後みたいに言わないでよ」

冗談を言うように笑いながらそう答える。
ここで引き止めなければならない。
千歌ちゃんに素直に一緒にいてほしいと言わないと
後悔すると何かを悟る。
でも私は弱いらしい。
その一歩を踏み出せなかった。


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