4: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:19:50.38 ID:ozCtOO2y0
ゆかり「安心してください。私は天然を克服してみせます♪」グッ!
P「えぇ…どうしてそんなにやる気満々なんだよ。天然で困ったことでもあったのか?」
ゆかり「いいえ」
5: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:20:38.68 ID:ozCtOO2y0
ゆかり「プロデューサーさんは小さい頃にスポーツ選手や音楽家の人に憧れを抱かなかったのですか?」
P「憧れたなぁ」
ゆかり「それと同じだと思うのですが」
6: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:22:25.32 ID:ozCtOO2y0
P「あのな。ゆかり。有香にも言ったけど、ありのままが1番なんだ。天然は天然でいいところなんだよ」
ゆかり「そういう問題ではないのです」キリッ
P「はい?」
7: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:23:01.09 ID:ozCtOO2y0
P「ていうか。それなら『脱・天然』じゃなくてもいいんじゃない?」
ゆかり「というと?」
P「有香と同じように『自分の欠点に向き合う』ことをしたいんだろ?」
8: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:23:43.93 ID:ozCtOO2y0
P「例えば、かな子だったらお菓子をつまみ食いし過ぎることを抑えるとか、柚だったらイタズラし過ぎないように気を付けるとかね」
ゆかり「なるほど…」
P「何か自分で思いつく欠点はある?」
9: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:24:51.62 ID:ozCtOO2y0
ゆかり「あの…プロデューサーさんから見て私に欠点はありますか?」
P「ダンスレッスンの時、他の子より少し体力がないかな」
ゆかり「それは欠点ですね」
10: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:25:27.96 ID:ozCtOO2y0
ゆかり「…」
P「…」
ゆかり「…もしかして。私の願いはもう達成されてしまいましたか?」
11: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:26:16.36 ID:ozCtOO2y0
P「…」
ゆかり「…」
P「ゆかり」
12: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:27:17.69 ID:ozCtOO2y0
(しばらくして・駄菓子屋)
P「これください」
おばちゃん「毎度〜」
13: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:27:47.37 ID:ozCtOO2y0
P「とりあえずやってみ」
ゆかり「…わかりました」
パクッ...フ-
14: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/14(日) 22:29:44.15 ID:ozCtOO2y0
ゆかり「…」プルプルプル
P「伸びて変な音が鳴るだけ。でも子供にとってはすごく楽しーーー」
ゆかり「これは素敵なオモチャですね…!」キラキラキラ
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