曜「水が滴る良い儚げな、か弱い少女」
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3:名無しNIPPER[saga]
2018/01/10(水) 22:55:32.99 ID:7OeryYsr0
その部屋は潮の香りと塩素の香りが部屋に充満していた

部屋はある一軒のあとから小奇麗にしておくようにしてる

机の上を見ると写真が立てられている、歳は違えどそこに映るのは決まった顔ぶればかりだ

小さいころからの幼馴染、小学生からの親友達、そして高校に入ってからの仲間たち

だけれど、そこにすっぱりと抜けた中学生の間が私とあの子の距離を表していた

「曜....」

近く、また近く距離が縮むほどその感情は大きくなっていた

その時、海水ともプールの水とも違うしょっぱさの水の味がした


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