勇者「ニートになりたい」
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640: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/15(木) 13:03:18.32 ID:TxY5L79TO
【クィーンズベル 城下町】

魔法使い「はぁ〜〜。マク様はいったいどこに……」

戦士「おっ、魔法使い」キキッ

魔法使い「朝っぱらからジョギング?」

戦士「いや、なんだか、僧侶が焦ってるみたいで。宿屋に帰ると言われて」

魔法使い「はぁ?」

戦士「ほら、あそこ。前走ってる」

僧侶「(先ほどのすれ違いざまに感じた聖なるオーラは……まさか、まさかっ⁉︎)」シュタタタタタッ

武闘家「くっ、は、はやいっ⁉︎ どうなってるんさッ⁉︎」

戦士「いやぁ〜、人間ってのはわからないもんだ。僧侶があんなに早く走れるなんて。魔法職だよな? あいつ」

魔法使い「な、なんなの。俊敏がウリの武闘家が追いついてないじゃない……」

戦士「いやぁ〜〜〜。ほんっとーーにわからないもんだ。まさかとは思うが、僧侶があたしより強いとか、ないよな?」

魔法使い「えっ?」

戦士「いや、ないよなぁ〜〜さすがにそれはないよな? 魔法職だもんな? サシで負けるなんてこと」

魔法使い「な、ないんじゃない? だって、私たち魔法職は、防御能力ないし」

戦士「……そうだよなっ! あたしのパーティの序列がさらに下がるなんてことないよなっ!」

魔法使い「(僧侶、あいつ、一体……なんなの?)……私も宿屋に戻る!」

戦士「お、おいっ! ほんとにないよな? 僧侶が強いなんてことはないよなぁっ⁉︎ 」タタタッ


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