53: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/10(水) 22:32:28.05 ID:WsvInrNpO
魔法使い「や、やっぱり、あんたが勇者?」
戦士「う、うーむ。異常なタフネスさを考えると、いや、しかし」
勇者「……」ガックシ
僧侶「勇者様、ファイトォ♪」
魔法使い「というか、僧侶! あんたやっぱり知ってたのね⁉︎」
僧侶「気がつかない方が悪いんですよぉ」
戦士「本物、なのか? 今度こそ」
勇者「はは、あはは」
魔法使い「あっちのニセモノも大概だったけど、コレよ? 抜け殻みたいなやつが?」
僧侶「正真正銘の勇者様です。お疑いであれば、あなた方の目が曇っているということ」
戦士「あたしの、目が、ねぇ」
魔法使い「……」
僧侶「改めてご挨拶させていただきます。ダーマ神殿より、遣わされました。勇者様とご一緒してお力添えになるようにと」フワッ
戦士「お、おい。僧侶」
魔法使い「本物、みたいね。間違いなく」
勇者「……」
魔法使い「勇者様、私は──」
勇者「いい」
魔法使い「えっ」
勇者「これまでと同じでいいんだ。俺はみんなと変わらない」
戦士「し、しかし。本物であれば」
勇者「態度を変えるのは失礼な時もある。今がその時ってだけ、俺に対してはな」
魔法使い「そう、お望みであれば」
勇者「あぁー、ったく」ポリポリ
店主「あんた達、ちょっとこっち手伝っておくれ。こいつを運ばないと」
勇者「了解! 服着るからまっててくれ!」
戦士「力仕事なら、あたしが」
勇者「いいんだ、テキトーにやらせてくれよ。頼む」
戦士「……」
勇者「よーし! すぐ着るから!」
魔法使い「……ねぇ、僧侶」
僧侶「はい?」
魔法使い「勇者ってイメージと違うのね」
僧侶「ええ、そうですね。伝説というおとぎ話の中だけじゃない、現実になると」
戦士「等身大の、若者か」
店員「この! ニセモノめ! 吐け! 食ったもの吐きだせ!」
店主「吐いたところでどーにもならいでしょーが! 足の方持ちな!」
748Res/717.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20