46: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/10(水) 20:11:46.48 ID:WsvInrNpO
【数時間後 宿屋 部屋】
魔法使い「あー、いいお湯だった」ホカホカ
戦士「サッパリしたな」
僧侶「戦士さんって、スタイルいいですよねぇ」
戦士「あたしは鍛えてるだけだよ。僧侶だって胸大きかったじゃないか」
勇者「お、おう、それじゃ次は俺が」
僧侶「旅のお方〜」
勇者「な、なんでしょ?」
僧侶「タオル、お忘れですよぉ。大衆浴場になってるので、大事な部分は隠さないとぉ」ニコニコ
戦士「……? 男湯と女湯は別れてたろ?」
勇者「し、失礼します!」パサッ ダダダッ
魔法使い「ねぇ、僧侶。やっぱりあいつに対して扱い違うわよ。どう見たっておかしい」
僧侶「くすくす。だって、必死なのがかわいくてぇ〜」
戦士「か、かわいい? アレがか? まぁ、悪い顔立ちはしていないと思うが」
僧侶「そうじゃありませんよぉ〜。イタズラを見つかった子供みたいな反応が、です」
魔法使い「遊んでるの?」
僧侶「そうかもしれませんねぇ」
魔法使い「そういう感じ? 私、てっきり」
僧侶「……あの人が勇者だと思った?」
戦士&魔法使い「……っ!」
僧侶「だとしたら、私たちに隠す理由はなんなんでしょうねぇ〜」
戦士「そこがなぁ」
魔法使い「わからないのよねぇ」
僧侶「転職する為にダーマを目指してるって話ですしぃ〜」
戦士「勇者は転職なんぞできん」
魔法使い「それを知らないってわけでもないだろうしねぇ」
僧侶「勇者とはぁ、職業ではありません〜。なりたくてなれるものではないのですからぁ」
戦士「この大地に立つ者の光の存在」
魔法使い「伝説の女神の代弁者」
僧侶「酒場にいた方はそうは見えませんけどねぇ〜」
魔法使い「風呂にいったやつも同じでしょ。そりゃ、少しは、マシだけど。モンスターの墓作ったり変なやつよ」
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