31: ◆ZGyEu7mBgw[saga]
2018/01/09(火) 06:19:12.40 ID:vQv6igWf0
呪腕「この布は私が敷きましょう。掴まって下さい」
ぐだ男「うん」
呪腕「では、しばらくこちらの椅子に」
ぐだ男「手際いいんだね」
呪腕「職業柄、看病は必須項目でしたからなぁ。怪我も、病気も一通り見て参りました。お役に立てて何よりです」
ぐだ男「はー、ほんとに暖かいや」
呪腕「寝る前にお茶をどうぞ。人肌程度の熱さです。温まりますぞ」
ぐだ男「ずずず……甘いお茶だ」
呪腕「糖分も大事ですからな。うがい薬もお持ちしました」
ぐだ男「ガラガラガラ…」
呪腕「ここにぺーしてくだされ」
ぐだ男「洗面器まで……ごめんね、こんなことまでさせて」
呪腕「いいえ。マスターに仕える事こそ、我が喜び、我が使命。私は傍らに控えております故、御用の際はお呼びください。即、参上致します」
ぐだ男「頼りにしてるよ」
呪腕「光栄です。ではマスター。どうぞ、お大事に」
ぐだ男「おやすみ、ハサン……」
呪腕のハサンの場合 おわり
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