5:名無しNIPPER[saga]
2018/01/09(火) 00:47:19.14 ID:E82H76TF0
女を初めて見たのは中1の時だ。うちの地区は子供が少なく一つの中学に一つの小学校の生徒しか行かない状況で、成績の悪い小中一貫校のようなものだった。だから、中学校の入学式もみんな顔見知りで特に緊張などなかった、が、一人の転校生そのタイミングでやってきたのだ。それが女だった。
女「初めまして、00小から来た女です。皆さんとは違う小学校から来たのですが、ぜひ仲良くしてください」
と、彼女は特に作業のように淡々と、けれど愛想の悪い感じのしないような自己紹介を済ませていたのをよく覚えている。印象の薄い子だった。
それからしばらく話すこともなかったのだが、転機は中2の野外活動(林間学校、とも言うのだろうか)で起こった。
二日目の昼食はみんなでカレーを作るのだが、僕らは二人で飯盒のお守りをする係になったのだ。今まであまり話したことのない女の子と2人でいる状況は中々苦しかったのを憶えている。
女「男君、だよね」
男「ん?ああ、そうだよ。そっちは、女さんで合ってる?」
女「いいよ、女で。てか私のこと憶えてたんだ、意外」
男「じゃあ俺も呼び捨てでいいよ。」
「そりゃあこんな狭い中学で二年もクラス一緒だったらわかるでしょう」
女「まあ、そうだよね。あ、なんかふたがぐらつき始めたよ、これどうすればいいの?」
男「さっき配られたしおりに書いてなかったけか。えっと」
といった感じで本当に他愛のない会話をしたような気がする。それから、割と席の近かった俺らは話すようになり、友達の友とも話すようになり、いつしか3人グループでよく昼休みなどは教室で駄弁っているようになった。、
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