エミリースチュアート「大和撫子のお願い」
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7:名無しNIPPER[sage ]
2018/01/08(月) 02:54:44.66 ID:avZpeVmy0
「本当ですか!ありがとうございしゅ♪...では遠慮なく...」


「紬お姉ちゃん!これからも、どうかよろしくお願い致しますね♪」



その姿はとても可愛らしいもので思わず頬が緩んでしまいました。

「ふふっどうでしょうか?」

「そうですね...たまにはこういうのも悪くないかもしれませんね」

「そう言ってもらえると読んでみた甲斐があったというものです」

なんだか不思議な気分ですがエミリーさんがぴょんぴょんしながら喜んでいるので気にしないことにしました。

「もうっ!あんまりはしゃいでははしたないですよ!」

「はい!これが紬さんからの誕生日プレゼントと思うと嬉しくて嬉しくて...」

そう言って微笑んだ彼女は間違いなく高貴な英国の淑女でした。

「私だってたまには誰かに甘えてみたいことだってあるんですから、ね♪」


それは果たして彼女の弱さなのか、それとも本心なのか。

その表情は誰にでも見せるものなのか、それとも私にだけ見せてくれるのか。


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