83: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/10(水) 00:17:58.12 ID:oPpOdolR0
のび太「なんだっけ。えーと、だれかにハラを立てるくらいならその時間勉強する。
人にハラは立たないけど社会やせいじ?のリフジンにはハラが立つ、だってさ」
苗木「……そんなこと言ってたんだ。なんていうか、石丸君らしいな」
のび太「へんなお兄さんだよね」
苗木「いや、凄いと思うよ。僕は普通の人間だからとてもそんな考えは出来ないし」
のび太「ふーん、そうかな? でもぼくは苗木お兄さんの方がはなしやすいよ?」
苗木「ふふっ、ありがとう。でもそれは僕が平凡だからじゃないかな。思えば、石丸君だけ
じゃなくて他のみんなも、天才だからこそ周りから理解されない所があるかもね」
ドラえもん「理解されない……お互いの不理解がコロシアイに繋がるのかもしれないな」
苗木「うん、それはあると思う。人間なんだから、長所も短所もあるのは仕方ないのに
こんな所に押し込められてコロシアイを強制されて……余裕がないんだよね。
十神君達だって、時間さえればきっと理解し合えると思うんだ」
のび太「えー、ほかの人はともかくあの人はムリじゃないかなぁ……」
苗木「わからないよ? 最初に無理だって決めつけちゃったら、どんなことだって
無理になっちゃう。まずはなんでもやってみないとね」
のび太「お兄さん、前向きだね」
苗木「ハハ、よく言われるよ。前向きなのが平凡な僕の唯一の長所だからね」
のび太「かっこいいよ」
のび太(さすが主人公だなぁ。すなおに感心できる)
ドラえもん「ぼくもそう思うよ」
ドラえもん(苗木くんはやっぱり主人公なんだねぇ。すごい能力はないけど安心感がある)
のび太「ありがとうお兄さん。やる気も出たしヒントももらったし、ぼくたちガンバるよ!」
苗木「何をするのかわからないけど、無理はしないようにね。
何か困ったり、僕達の手が必要になったらいつでも協力するから」
のび太「うん、わかった!」
ドラえもん「じゃあぼくたちこれで失礼します」
苗木「役に立てて良かった。二人共頑張ってね!」
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