754: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/08/10(土) 21:41:42.35 ID:k0lH/97/0
ジャイアン「なかなかやるじゃねえか!」
スネ夫「たまたまだよ! マグレかもしれないじゃないか」
桑田「まあ、マグレかどうかは試合で判断してくれって。ノーヒットノーランにしてみせるからさ」ニヤッ
出木杉「あの……」
桑田「出木杉だっけ? あんまムリすんなよ。今日は俺が繋いでやっから、おめーは寝てな」
出木杉「でも、ぼく……」
桑田「……声かけてもらって嬉しくてさ、みんなの力になりたかったんだろ?
じゃあ、今は休んで一刻も早く体治せって。今日の分も本戦で頑張ればいいんだよ」
出木杉「そう、ですね。ありがとうございます……」
ドラえもん「よし、なんとか誤魔化してきたよ。あれ、出木杉くん?!」
のび太「ムリして来ちゃったんだって」
ドラえもん「この薬を飲むといいよ。半日もすればどんな病気も治るから」
出木杉「みんな、迷惑かけてごめん……」
のび太「めいわくなんかじゃないよ! 友だちでしょ!」
しずか「そうよ! 出木杉さんのおかげでここまで来られたんだから!」
ジャイアン「今日はぜってー勝つ! おまえはそこで見てろって!」
スネ夫「そうそう。なんとかなるよ、多分」
桑田「ハハッ、青春だな! これは人生のセンパイとしてがんばらねーと」
当然ながら、試合はジャイアンズの圧勝であった。ありとあらゆる変化球と速球を駆使する桑田に
相手選手は打つ手なしである。のび太は毎回派手に打たれるのだが、そのたびに桑田がスーパープレイで
アウトに持ち込みコールドゲームで試合は終わった。
1002Res/769.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20