530: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/08/05(日) 22:26:25.58 ID:bsNHLSHI0
戦刃「…………」
戦刃(なんでだろう……苗木君が一人だけ外に出たってただ死にに行くだけなのに、
言ってみれば単なる負け惜しみなのに、私達が押されてる気がする……どうして?)
背中にじんわり汗がにじむ。戦いでは敵なしの戦刃が、戦い以外でプレッシャーを感じ取っていた。
のび太「そうだよ! 一生こんなところにいていいの?! 二度とそらがみれないんだよ?!」
ドラえもん「きみ達は世界の希望なんだ! 世界中の人々が今もきみ達を待っているんだ!」
苗木「外に出よう! 一生こんなヤツの言いなりになって絶望しながら生きるなんて、
そんなの生きてるって言わないよ!! みんな!!!」
「……………………」
苗木の決死の説得でもまだ生徒達は動かない。
当然だ。命が懸かっているのだから。
だが、苗木もまた超高校級の才能を一つ持っていた。
“超高校級の幸運”という才能を――
???『苗木君の言う通りだよ。みんなはこんな所にいるべきじゃない』
???『僕も苗木君を、みんなの持つ希望の力を信じてる』
???『――だから、少しだけ力を貸すね』
1002Res/769.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20