267: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/03/03(土) 23:20:50.42 ID:Ol4mcOtQ0
ドラえもん「夢に懐かしい人が出てきてたりして〜?」ウフフ
大神「!!」
大神(まさか……知っている? 馬鹿な、そんなことがあるはずが……)
脳裏にケンイチロウの言葉がリフレインする。
『ドラえもんとのび太の言うことを信じろ』
大神(……まさか)
大神「知っているというのか……?」
のび太「なにが?」
ドラえもん「ぼく達はなーんにも知らないよ! 夢の中で起こったことなんてねー!」
のび太「ねえねえ、大神さんて好きな人とかいる?」
大神「想い人か……いるぞ」
のび太「大神お姉さんの好きな人ならきっとすごく大きくてつよい人だね!」ニヤニヤ
ドラえもん「ケンイチロウさんとお幸せに。……彼の言ったことを信じてあげて」ボソッ
大神「!! お主ら、やはり……!」
大神(方法はわからぬ。だが、あの夢はきっと正夢で人質は解放されたのだ!
そしてそれはこの二人のおかげだとケンイチロウは伝えたかったのだろう)
大神(我の勝手な思い込みかもしれぬ。だが今はその“希望”を信じていたい……)
大神「ドラえもん、それにのび太よ……ありがとう」
のび太「ぼくたちなーんにも知らなーい」
大神「何となく、礼を言いたくなっただけなのだ」
ドラえもん「おかしな大神さん」フフッ
大神「そうだな……フッ」
1002Res/769.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20