172: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/27(土) 22:19:57.66 ID:ZA+kMaR80
舞園「でもそれでは私の気が済まないので……そもそもこんなものがお礼になるのか
わからないですけど、どうかお二人のために歌わせてくれませんか?」
のび太「え?! ぼくたちのためにトップアイドルの舞園さんがうたってくれるの?!」
舞園「はい。お二人のためだけの、舞園さやかファイナルステージです」
苗木「あ、僕ジャマかな?」アハハ
舞園「苗木君はいいんです。いつもお世話になってるので」
ドラえもん「でも舞園さん、ファイナルって……」
舞園「……アイドルとして歌うのはこれが最後です」
のび太「舞園お姉さん……」
苗木「本当にいいの、舞園さん? アイドルは舞園さんの子供の頃からの夢じゃ……」
舞園「そうです、人生を懸けてきた大切な大切な夢です……でも、だからといって
人殺しをしてまで守るのは間違ってます。二人はそれを気付かせてくれました」
舞園「だから、アイドルとして歌うのはこれが最後……でも、舞園さやかとして
歌うのはこれからも変わらないので、みなさん聞いてくれませんか?」
のび太「うん、ききたい!」
苗木「舞園さん……」
ドラえもん(切ないなぁ……まあ、脱出しても結局アイドルは諦めざるを得ないから
早めに覚悟できたのは良かったのかもしれないけど。悲しいね……)
舞園「それでは歌います」
三人の拍手の中、舞園は力の限りパフォーマンスをした。
その最高の舞台が終わると同時に、校内放送が流れる。
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