117: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/14(日) 21:15:48.55 ID:vQefG67b0
大神「落ち着け、桑田。好きなら何故その気持ちを隠していたのだ? お主は
誰もが認める超高校級の実力を持つ選手……嘘をつく理由などあるまい」
桑田「それがあるんだなー、これが」
石丸「何なのかね、その理由とは?」
桑田「俺が『天才』だからだよ!」
シィーーーーーン。
一同「…………」
ドラえもん「えーとね、桑田君……」
のび太「お兄さん、いくらなんでもそれは……」
桑田「ほら! そういう反応するだろ! だから俺は言いたくなかったんだって!!」
江ノ島「あんたさっきから言ってることメチャクチャじゃない?」
霧切「……順を追って話してくれないかしら」
苗木「あれ、霧切さんいつからそこに?!」
霧切「ずっといたわよ? 野球に夢中になってて気付いていなかったみたいだけど」
苗木(霧切さんの視線が痛い。印象が悪くなったようだ)
桑田「……俺はよ、ガキの時はとにかく野球一筋でさ、毎日朝から晩まで馬鹿みたいに
グラウンド走り回ってたワケよ。いくら俺が天才っつったって、ガキの時からなんでも
出来るワケじゃないだろ? だから上手くなりたくてひたすら練習してたんだよ」
石丸「そんなまっとうな少年が、何故今はこんな変わり果てた姿になってしまったのだ?」
桑田「かわり果てたって言うな! ……そうさ、俺もガキの時は他のヤツらとなんら
変わらねぇ普通の球児だった。ただ違ったのは……俺は天才だったんだよ」
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