11: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/07(日) 22:43:11.79 ID:mdQ6AggF0
ドラえもん「それがあの世界の正しい歴史だからだよ。覚えてるかい? 昔ぼくたちは島を作って
絶滅動物達を助けたことがあるよね? あれが許されたのは規模が小さかったからだよ」
ドラえもん「例えば、もしぼくたちが恐竜が絶滅するのはかわいそうと言って、それをとめようとすれば
ぼくたちはタイムパトロールに逮捕されるだろうね。小さな改変は歴史の誤差として
見逃してもらえるけど、歴史に影響を及ぼすレベルの改変は許されないんだよ」
のび太「そんなぁ、じゃあどうすればいいのさ!」
ドラえもん「ちょっとは自分で考えなよ! まったく、結局ぼくに頼るんだから」
ドラえもん「……そうだねぇ。最終話でみんな絶望しかけたけど苗木くんの言葉によって立ち直った。
でもあれはみんなで一緒に苦難を乗り越えたからこそだと思うんだ」
のび太「ふんふん、それで?」
ドラえもん「あの世界の正しい歴史は、事件は起こるけど苗木くん達によって江ノ島さんが
倒されることだから、そのお手伝いをするくらいなら問題ないかな」
ドラえもん「具体的には、ぼくたちが希望ヶ峰学園に一緒に入って事件が起きないようにしたり、
生徒達が真実を知っても結束して乗り越えられるように陰から手助けしたりとか、
そのくらいなら許されると思うよ」
のび太「ようはぼくたちもみんなと一緒に生活して事件をくいとめればいいんだね!
よし、わかった。じゃあ行こう」
ドラえもん「気が早いよ。向こうは危険なんだよ? ちゃんと準備していかないと」
パパパパッパパー!
ドラえもん「透明マントと空気ピストル〜。いざという時逃げられるようにこの二つを渡しておくよ」
ドラえもん「それに、いきなり乱入したらみんなに怪しまれるから肩書きとか
言い訳を事前にいろいろ考えておかないと……」
のび太「むずかしいのはぜんぶドラえもんにまかせるよ。ぼくは昼寝してるから。……ぐぅ」
ドラえもん「もう! きみが言い出しっぺなのにしかたないんだから!」
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