1:名無しNIPPER[sage]
2018/01/03(水) 23:39:02.15 ID:xoptmcvh0
査問官A(私は国連から派遣された査問官A! 今回、このカルデアにおいて、国連との取り決めを著しく逸脱した行為があったということで、カルデアのマスターとやらを査問することになった! くくく……どんなに言い逃れしても無駄だ! 絶対に奴の違反行為を漏れなくあぶりだしてやるぜ!)
査問官B(俺は魔術協会から委託された査問官B! 奴がこの査問会の最中に魔術的隠蔽をしないか、魔術的に矛盾がないかを、しっかりと見張り、突っ込み、あぶりだしてやるつもりさ! まっ、所詮一般人から選ばれたという、幸運だけが取り柄の低能だろうから、そんな心配はないだろうがね!)
査問官C(僕は査問官C。この査問会の中立性を保つという名目で、ゴルドルフ・ムジークに雇われたんだけど……ぶっちゃけめんどくさい、帰りたい……カルデアの連中なんか全員入れ替えるんだし、今更突っつきまわす意味もないし……というか、ぼくの存在って、こいつら二人に情報を独占させないための見張り役と、査問は間違いなく中立でしたっていうための言い訳だし……はあ……早く寝たい……)
プシュー、ガコン
警備A「ほら、早く入れ! 少しでも怪しい動きをしたら容赦しないからな!」
???「は、はい!」
査問官A(やっと来たな! では早速罪人の顔を拝んでやるとしよう!)
査問官B(ふん……実に平々凡々な顔立ち……なんの素養もカリスマも見出せんな……所詮魔術の家系ではないのだから、この俺の身からあふれる高貴なオーラに敵わないのは無理がないけどな!)
査問官C(人類を救ったっていうわりにはフツーだなー……まあ、一般人って言ってたしこんなもんか……可哀そうに、緊張しちゃってまあ……つっても、僕は金貰った分だけ仕事するだけですがね)
査問官A「えー、それではカルデアのマスター候補生。これより査問を始めさせてもらう! まずは、貴様の名前をしゃべってもらおう!」
査問官B「言っておくが、偽名なんて名乗っても無駄であるよ? くれぐれも小細工など考えないようにな!」
査問官C「まあ、普通に言えばいいから、普通に」
???「はいっ! ぼ、ぼくの名前は……」
査問官A「ふむ! 貴様の名前は!!」
???「僕の名前は藤丸立香@セイレムお疲れ、といいます!」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2018/01/03(水) 23:39:44.38 ID:xoptmcvh0
査問官A「………………」
査問官B「………………」
査問官C「………………あー……?」
3:名無しNIPPER[sage]
2018/01/03(水) 23:40:22.53 ID:xoptmcvh0
藤丸立香@凸砂礼装サポ弓「もしかして、みなさんあんまり周回とかしない人ですか? もしくは、サポート縛りとかされてらっしゃる?」
査問官A「サポート縛りってなんだよ……! 意味が分からん……!」
査問官C「あのねぇ……君、もう少し神妙にしたらどうなの……そんなふざけたこと言っても、戸籍とかの資料は僕たちの手元あるんだからすぐにバレ……る…………」ペラッ
4:名無しNIPPER[sage]
2018/01/03(水) 23:40:51.91 ID:xoptmcvh0
査問官A「とりあえず、名前はもういい! そんなことより重要なのは、貴様がやってきた行いだ!」
藤丸立香「はぁ……と言っても、僕は普通にやってきただけですが……」
査問官A「それは我らが判断することだ! まずは、貴様が召喚してきたサーヴァントを報告せよ! 虚偽の申告はするなよ?」
5:名無しNIPPER[sage]
2018/01/03(水) 23:41:22.98 ID:xoptmcvh0
査問官B「ええい、アーサー王はいいからほかの連中の話だ! どんな英霊を召喚した!!」
藤丸立香「あ、はい……えーっと、他の人だと、ネロ・クラウディウスとかですね」
査問官A「ホホーウ! あの暴君ネロか!! 一体どのような英霊かね?」
19Res/24.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20