203:名無しNIPPER
2018/01/12(金) 19:43:49.05 ID:kta593FJ0
「美味い」
「えへへ、やったあ」
まほの目に、みるみる涙が溢れ、流れていく。
彼女はサンドイッチの皿を置き、私を抱き締めた。
「ごめん、千代美。昼の、事」
「気にすんな」
まほの腕に力が篭る。痛いけど、それが嬉しい。
私はまほの頭を撫でながら言った。
「どこにも行かないから安心しろよ」
「分かってる」
本当かなあ、という言葉は飲み込んだ。
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