30:名無しNIPPER
2018/01/03(水) 17:15:48.22 ID:GlK7P5xA0
「やっと起きたか」
「おはよ、サターニャ」
いつもと変わらない挨拶だった。
ただそれだけのはずなのに、もう隠し通す余裕も失われて。
「……もう、もう嫌なの」
「ごめんなさい、助けて、ガヴリール、ヴィネット」
「お願いだから……」
一度堰が崩れてしまったからには、秘めた思いの全てを表にせずにはいられなかった。
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