【モバマスSS】年のはじめのためしとて【藤原肇】
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/01(月) 16:44:25.44 ID:HChvqA4L0
信号待ちの車の中、ふと思いついてしまったことをPさんに尋ねました。
「…夢の中の私は本当に『藤原』でしたか?」
「え、そりゃあ………あっ!?」
目を丸くしてこちらを見るPさんの姿に私の想像が外れていないのだと確信しました。
「…信号が変わりましたよ」
「お、おうっ」
走り出す車の中、さっきまでは気にならなかったエンジン音が妙に大きく聞こえます。
「あー…なんでまたそんな質問を?」
「私も似たような夢を見たので…いい夢だったので詳しくは秘密、です」
「…そうか、それなら聞けないな」
Pさんの横顔は真っ赤。
ですが、私の顔もPさんと大差ないでしょう。
この世界に神様という存在が居るのだとしたら、もしかすると私の恋路は応援されているのかもしれません。
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