【モバマス】飛鳥「聖夜が終わり、年が明けるまで」
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2: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/12/30(土) 03:01:39.91 ID:o7XBl00C0
飛鳥(事務所のそばの、歩道橋の上ではボクの欲しい静寂はやはり得られないか)
飛鳥(時計の短針はもう10を指そうとしている…なのに、ここから見える事務所の窓は明るい)
飛鳥「…別に、何を気にしているわけじゃないさ。…ボクは独りで出歩いているんだ、誰かと逢おうだなんて考えているわけじゃない」
3: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/12/30(土) 03:33:21.15 ID:o7XBl00C0
モバP「あ゛ぁ゛〜…やっと仕事終わった…」
モバP「…もう10時前か…とっとと帰ろ…」
モバP(荷物まとめて…電気消して…オフィスの鍵閉めて…と)
4: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/12/30(土) 03:48:21.73 ID:o7XBl00C0
モバP(…さて、次の電車は確か…って)
モバP「…何やってんの、こんな時間に」
飛鳥「…や、やぁ、奇遇だね、こんな場所で」
5: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/12/30(土) 03:56:31.11 ID:o7XBl00C0
モバP「というかダメだろ、こんな時間に出歩いてちゃ」
飛鳥「ダレもボクの意思縛り付ける事なんて出来ないのさ」
モバP「…寮母さんに連絡しておくからな」
6: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 01:04:09.76 ID:fSiBtEpv0
モバP「取り敢えず寮まで送って行くよ」
飛鳥「え、いや君がわざわざそこまでしてくれなくても…」
モバP「心配なんだよ、ほら行こう」ギュッ
7: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 01:22:04.53 ID:fSiBtEpv0
モバP「コンビニ、寄るか?」
飛鳥「そうだね、コーヒーでも買おうかな」
モバP「ん」
8: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 01:38:29.78 ID:fSiBtEpv0
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モバP「コーヒーだけで良かったのか?」
9: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 01:50:39.48 ID:fSiBtEpv0
ギュッ!
モバP「ん?」
飛鳥「………」ギュッ
10: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 02:11:57.09 ID:fSiBtEpv0
飛鳥「この時期は、街は夜でも眩しいな」
モバP「ん?…ああ、イルミネーションか。確かにクリスマスは終わっても少し明るいままだな」
飛鳥「聖夜は終わり、世界は新年を迎えようとしている…なのに浮かれたままというのは、どうなんだろうな」
11: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 02:53:32.94 ID:fSiBtEpv0
モバP「誰だってこの時期は寒いんだよ」
飛鳥「…?そりゃ、そうだろう。冬なんだから」
モバP「ああ、だから、温まりたいんだ。明るくいたいんだよ」
12: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/01/01(月) 02:59:13.69 ID:fSiBtEpv0
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モバP「着いたな」
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