【デレマスSS】監察医の白坂さん【R- 18G】-SS速報VIP

【デレマスSS】監察医の白坂さん【R- 18G】

↓ 1- 覧 板 20

1:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:08:31.95 ID:qs1qDoq4O
(デレマスのアイドルを登場人物に使っているだけでデレマス要素は)ないです
(独自設定、残酷な描写が)ありますあります

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:09:25.22 ID:qs1qDoq4O
　晩秋の朝のやわらかな陽光が、監察医の白坂小梅の青白く生気のない肌をじんわりとあたためていく。
仄暗い現代社会を生きる人間にとって
　日光浴は大切である。一日一時間の日光浴で、セロトニンの分泌量を増やすことができ、うつ病の防止に大いに効果がある。研修生の龍崎薫が日々取り組んでいる「白坂小梅健康促進キャンペーン」の一環で、朝の日光浴タイムが設けられデスクのブラインドは上げられていた。
　ぽかぽかとした血液が頭に上ってきて、かたかたと検案書を作成する小梅の集中力をじわじわと奪っていく。これはいけないとキーボードの横にある煙草とライターを取ろうとすると、薫の手がむんずと煙草とライターをつかんでいった。

以下略 AAS

3:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:10:14.51 ID:qs1qDoq4O
「は、はい…白坂です…」

『白坂先生、ヒゲクマさんからお電話です』

　受付の服部瞳子の柔らかい声が告げるのは、気だるげな気分を吹き飛ばす名前。ヒゲクマは新宿区警察署所属の刑事、熊田浩一のニックネームだ。

以下略 AAS

4:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:10:52.50 ID:qs1qDoq4O
「そ、それに持込班の私たちはまだマシだよ…市原先生は現場班だから昼でも夜でも現場に駆り出されて、今月は奥さんとお子さんに会っていないって嘆いてたよ…」

「とりあえず、残ってる検案書大急ぎで仕上げないと…先生、なんですかその手は？」

　小梅は薫に向かって無言で手を差し出している。

以下略 AAS

5:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:11:45.97 ID:qs1qDoq4O
「おーっす。今日もよろしく頼むぜ」

　きっかり１５時にヒゲクマはやってきた。新宿警察署の警部補である熊田浩一は恰幅のいい体と髭の生えたふてぶてしい面構えとクマのようにつぶらな可愛い瞳から、ヒゲクマの愛称で呼ばれている。

「こ、こんにちは…準備できてるよ…」

以下略 AAS

6:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:12:22.97 ID:qs1qDoq4O
　信じられないと訝しげにヒゲクマを見つめる薫。薫が持ち合わせている監察医の常識と知識ではとても信じられないのも無理はない。

「頭を鈍器で殴られた死体が来れば殴った凶器の匂いを嗅ぎとって言い当てちまうし、毒殺された死体の肌の匂いを嗅いで薬品を言い当てちまう。ありゃ人間じゃねえな。うん、妖怪だ妖怪」

「よ、妖怪ですか…」

以下略 AAS

7:名無しNIPPER[sage]
2017/12/29(金) 13:13:00.55 ID:fq8YN+5+o
R板いけや

8:名無しNIPPER
2017/12/29(金) 13:13:06.56 ID:qs1qDoq4O
「…あれ？」

　拓海は部屋に入るなり、鼻をひくつかせて小梅に近づいていく。

「おい、薫。白坂センセから煙草の匂いがすんぞ」

以下略 AAS

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