537: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/07/13(金) 23:25:26.90 ID:s0ujgYNM0
初見という面が大きいにしろ、味方にとってさえ信じがたいものとして映るギコさんと提督による────生身の人間による軽巡ヘ級の“白兵戦での”轟沈。
深海棲艦側から見れば、それこそ青天の霹靂という表現ですら足りないかも知れない。少なくとも、アクアファーム秩父が生み出した絶品卵【輝】で作った卵焼きを初めて口にしたときの私と同程度の驚きにはなったはずだ。
『『ギィ、ギィッ!』』
『『アァアア、ガァッ!!』』
(,,;メ゚Д゚)「うおっ!?」
( T)「ぉおう」
恐怖に駆られた鳴き声を上げて、残余全艦が一斉に艤装を展開。咄嗟にヘ級の屍の影に隠れた提督とギコさんに、幾条もの火線が束になって殺到する。
(,,メ゚Д゚)「……必死だねおい」
( T)「危なかった。流石にアレが全部当たってたら俺でも足首を挫きかねん」
(,,メ;゚Д゚)「いやアンタでも普通に死ぬ……えっ、死ぬよな?」
人間二人を(……少なくともギコさんの方は確実に)殺すには、過剰どころではない量の火力投射。明らかに、奴らは二人を時雨以上の脅威と見なして全力で消しに来ていた。
だが、只でさえ非ヒト型の劣った頭。それが更に恐怖に染まれば、最早まともには働かない。
(,,メ゚Д゚)「にしても、こうもハマってくれるといっそ清々しいな」
( T)「全くだ────瑞鳳!」
「たまご」
既に自分たちが詰んでいることに、気づかない。
或いは、気づいているが故の悪あがきだったのかも知れないけれど。
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