エンド・オブ・オオアライのようです
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239: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/06(火) 13:00:27.14 ID:cRnAItAF0
猛烈な十字砲火の中で、ギャシャー達は必死に棲姫から距離を取る。だが、蠢く“艤装”とそれらが放つ弾幕の前に編隊飛行の維持すら困難になり、1機また1機と部下が脱落していく。

《Wyvern-07、高角砲に後ろに着かれた!振り切れな────》

《Wyvern-06、被弾!エンジンがやられた!》

《Wyvern-15、墜落する!》

(,,;゚ ゚)《クソッ……!》

彼女達が艤装群の火線から逃れた時点で、開戦時16機あった編隊はたったの7気に減っていた。寧ろ最初に対空砲火を受けたGriffinチームよりも厳しい攻撃に対して損害を同程度に留められたのは、彼女たちの腕前の表れと言っていい。

(,,;゚ ゚)《Wyvern-01より航空隊各位、敵艤装の動きはかなり柔軟だ!下手に突入すると容易く包囲されるぞ!》

《管制機よりKnight-01、艤装群と交戦した部隊がたった1分間で70%ロストした。

敵の対空火力は我々の予想を大きく上回る、気をつけろ》

£;°ゞ°)《あぁ、見てたから知ってるヨ!》

昼に食べたサンドウィッチが酸素マスクの中にペースト状でぶちまけられるのを必死に堪えつつ、ロミスは無線機に向かって怒鳴る。

そういう役割だから仕方ない面もあるのだろうが、たった今自身が目にしていた絶望的な光景をわざわざ言葉にされると苛立ちが無駄に募る。奴等はパイロット達が眼球の代わりにガラス玉を顔にくっつけているとでも思っているのだろうか。

£#°ゞ°)《まずは敵の対空火力を奪うヨ!

Unit, Follow me!!》

《Arrow Team、Knightを掩護する!》

《Red Team, Attack!!》

《Gamma Team、後続する》


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