465: ◆9Ce54OonTI[saga]
2018/01/14(日) 02:57:00.80 ID:UtVVf2Xb0
>>464の続き
潮「...う」
潮「オエッ!」ビチャビチャ
オイゲン「(うわ!吐かないでよ汚いなぁ!変な病原菌とか持ってないよね!?)」
潮「す、すみません!思い出したら気分が悪くなるんです...」
オイゲン「大丈夫だから。続けて」
潮「つ、続けるんですか...」
オイゲン「うん。あなた達が提督に何をしたのか。どうなったのか。私たちはそれを聞き届ける義務があるから」
潮「そ、それから...私が朝捨てたコートにガソリンを染み込ませて提督に着せて...」
オイゲン「...うん」
潮「ひ、火を...」
オイゲン「ッ...」クラッ
オイゲン「(ダ、ダメ...やっぱりこいつらは猿、いえそれ以下の動物だ。人間のやる事じゃない...)」ブツブツ
潮「わ、私たちがやった事はそれだけです!」
オイゲン「それだけ...?」
潮「ッ...」
オイゲン「じゃあ潮ちゃん。『それだけ』のこと、やってみてよ」
潮「え...」
オイゲン「ガソリンとコートだっけ?ちょっと待っててね」ゴソゴソ
潮「あ、あの!私帰ります!」
オイゲン「(あったあった。ストーブ用の灯油でも大丈夫かな?)」
潮「それじゃ...」
ガシッ
オイゲン「潮ちゃんさ」
潮「は、はい...」
オイゲン「提督に償いたいっていう気持ちはないのかな...?」
潮「あ、あります!」
オイゲン「よかった」ギュッ
潮「ふぇ!?」
オイゲン「潮ちゃんが人の心をまだ持ってて安心したよ...?償おう?そうすればやり直せるから...」
潮「(オイゲンさん、あったかいなぁ...最近人の温もりに触れてなかったから、これからどうなるのか怖くて仕方ないのに、安心してる自分がいる...)」
潮「はい...」
ーーーーーーーー
>>458へ
907Res/358.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20