169: ◆9Ce54OonTI[saga]
2018/01/01(月) 22:48:10.72 ID:Yvn/V0At0
提督サイド
提督が元の意識を取り戻した時、素晴らしい光景が目に飛び込んだ。
目の前に集まった沢山の艦娘が大きく目を見開き、悲鳴を上げている。
冷静に水を持ってくるよう指示する者もいるが、中にはこちらの足元に突っ込まんばかりに駆け寄ってくる者もいる。
提督は少しばかり身体を動かして見たところ、全身に激痛が走った。
「(ほう、思ってた通り遠慮なくやってくれたようだな...右目も潰れているのか?左目しか見えないぞ...)」
「あぁ、素晴らしい人生だった...」
提督がそう呟くと、足元に到達した炎が一気に燃え上がり、提督を包み込んだ。途端に呼吸が苦しくなり、咳が止まらなくなる。
木材が燃え、弾ける音をかき消すような艦娘の悲鳴を聴きながら、提督は安らかな眠りについた。
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