【オリロンパ】ダンガンロンパ・フォーシーム【安価】
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85: ◆bJXA8PM.zE[saga]
2017/12/30(土) 22:20:27.23 ID:plpo4Q7O0
戸叶「なあ、古坂…」

古坂「どうしたんですか?」

戸叶「一体なんで高校生にして、学者やってるんだ?そりゃ、古代生物が好きな事はさっきの事で分かったけどさ」

古坂「…」

戸叶「古坂?」

古坂「私、初めはそんなに好きじゃなかったんですよ。そもそも、勉強自体嫌いでした」

戸叶「え、古坂が?だったらなおさらどうして…」

古坂「姉がいたんです」

戸叶「え、古坂に?」

古坂「ええ、最初考古学にハマっていたのは、その姉で…」

戸叶「…」

古坂「でも、亡くなったんです。病気で。それで私は姉の夢をかなえるために…」

戸叶「…そうか、悪いこと聞いちゃったな」

古坂「いえ、もう過去の事ですから。それに、さっき言ったように今では好きでやってることです。そうじゃなけりゃここにスカウトなんてされませんよ。戸叶さんだって、そうでしょう?」

戸叶「…まあね」

古坂「ムードが重くなってきてしまいましたし、この話は終わりにしましょう。ところで戸叶さん、何であなたもアンモナイトパンを作ってるんですか?」

戸叶「ん?あっ…」

古坂に指摘されて手元を見た僕は驚愕した。普通の丸いパンを作っていたはずの僕の手は、いつの間にかアンモナイトパンの製造手順を覚えてしまっていたようだ。

古坂「でも、結構上手ですよ?」

戸叶「…それはどうも」



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