69: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/30(土) 17:33:06.49 ID:8F8qoQQF0
緑色のリボンがひらりと舞っていた。
「……あっ、まゆさん」
「どうして……」
トレーナーさんはいなかった。
そこにはレッスン着に着替えて、汗を流している乃々ちゃんだけだった。
腕にはこの前プレゼントしたあのリボンをつけている。
どうして……。
今日までレッスンはお休みのはずなのに。
「す……すみません。ほんとはいけないことだとわかっているんですけど……もうライブまで時間がないので、次の人がこの部屋を使うまでのあいだ、使わせてもらおうと思って……」
腕につけたリボンをぎゅっと握りしめて、口元を緩めながらそんなことを言う。
……だめ、ですよ。乃々ちゃん。
「もりくぼのせいでレッスン中断して、すみませんでした……。このままだと、またまゆさんにご迷惑をおかけすると思って……」
もう、無理なんてしないで。
「その……もしよかったらですけど、もりくぼに教えてもらえたら──」
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