14:名無しNIPPER[sage]
2017/12/26(火) 21:21:39.98 ID:J+FHOIAN0
病室
千代「おはよう。目が覚めた?」
千代「あらあら、泣かないで!大丈夫よ!実は話があってきたの」
まほ「...」
千代「あのね、島田流に戻らない?」
千代「そうよ。西住流から抜けるってこと。あの女と離婚しないか?ってことよ」
まほ「君...話を聞いて欲しい。私は今まで君に甘えていた。君は結婚した時からずっと優しくて、国際強化選手になってからずっと押しつぶされそうになっていた私の心を唯一癒してくれる存在だった」
まほ「そんな君に甘えるうちに、君に八つ当たりすることが当たり前になってしまった。そうするうちに私もやめられなくなって...」
千代「ねぇ、もう言い訳の時間は終わってくれないかしら?彼、あなたが話し始めてから震えが止まらないのよ」
まほ「ッ!」
アリス「お兄ちゃん.,.」ギュッ
千代「ねぇ、もう一度言うわ。うちへ戻って欲しいの。今更しほだって反対しないわ。あなたが了承すればあなたは自由になれるのよ?」
アリス「お兄ちゃん、戻ってきて?」
まほ「許してくれ...」
まほ「君がいないとダメなんだッ!」
千代「ほんと...?別れるのね!?」
アリス「お兄ちゃん!」ギュッ
まほ「嘘だ...」
まほ「嘘だと言ってくれ...」
千代「部外者は出て行ってくれるかしら?しほにはこっちから伝えておくわ。離婚手続きに関してはうちの顧問弁護士から連絡がいくから、話はそこを通してちょうだい」
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