ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!」 キョン「驚愕、だな」
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368:名無しNIPPER[saga]
2018/09/01(土) 20:34:26.41 ID:4B5gNcah0

佐々木「それなら……万全の、いやもしかしたらそれ以上の力になると……思いたいね」

キョン「……何故だ。そこまでする必要はないと言っているじゃないか」

佐々木「準備をしすぎるなんてことはないよ。常に不足の事態を想定し、できることはやっておくべきだ」

キョン「……すべきことじゃない。お前の『力』が……存在が消えてしまう事なんて!」

佐々木「消えなどしないさ。決して」

佐々木「キミという存在と同化するだけ。まるっきりゼロになるわけじゃない」

キョン「……そもそも、お前の『力』を受け取れるなんてこと―――」

佐々木「仮定の話を覚えているかい?」

キョン「―――ッ!」

佐々木「それに……それ抜きにしても、キミにできないとは思えないよ。キョンも分かっているはずだ」

キョン「……」

佐々木「キミは僕の親友だからね。余すトコなくきっちり受け止めてくれよ」

キョン「佐々木……」

佐々木「くつくつ……同じ世界に僕は二人もいらないよ。僕だってドッペルゲンガーを拝みたくはないしね」

佐々木「だから、この世界の僕のことはすべて任せる。大丈夫さ、信じてる」

キョン「…………」

佐々木「親友がバカをやっているなら、止めてやるのも親友の仕事だろう?」

キョン「…………ああ」

佐々木「頼んだよ親友。後はキミの中から見させてもらうことにするよ」

キョン「……ああ!」

佐々木「くつくつ、いい返事だ」

佐々木「さぁ……手を合わせて」スッ

キョン「…………」ピタッ

佐々木「…………ああ」

佐々木「やっと―――」パアァ

佐々木「―――キミとまた、一緒だ」ニコッ

キョン「……佐々木ッッ―――!!!!」






ドンッッッッ!!!!


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