ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!」 キョン「驚愕、だな」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/05/05(土) 19:12:30.90 ID:LQOOltZz0
ヤスミ「あれがデネブでアルタイル……ベガは……」エート
キョン「……ヤスミ。俺はさ」
ヤスミ「はい」
キョン「元々、自分が特別な人間なんだ。って思いこんでた」
キョン「こんなことできる力を持つやつなんて他にいなかったからな」
ヤスミ「はい」
キョン「同時に、特別であるが故に俺は1人なんだ、って考えていたんだ」
キョン「誰にも理解されない、繋がりを持たない世界にとっての不純物。それが俺」
キョン「だが、そんな考えを吹き飛ばす存在が現れた。そいつの名は……」
キョン「佐々木」
ヤスミ「……」
キョン「俺と同じような『力』を持ち、なんらそれを特別でないと言い切った」
キョン「変なやつだ。一言で言えばな。けど、俺はそいつに救われた」
ヤスミ「……」
キョン「結局のところ、寂しかったんだろうな。自分で勝手に1人なんて思いこんでおいて」
キョン「自分自身を特別じゃないと思えるようになってからは、そりゃ気が楽だった」
キョン「周りの人間と同じように、生きてることを楽しんでいいんだ。それだけを楽しめたんだ」
キョン「そして、佐々木と共に長い永い時を歩み―――別れ」
ヤスミ「……」
キョン「涼宮ハルヒに、SOS団に出会えたんだ」
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